中文  日本語  한국어  English
今の位置 > 指数評論 > 评论内容
2013年9月水産物取引指数変動公表
2013-10-07

舟山国際水産城は2013年9月に水産物の取引量が74600トン、取引額が87000万RMBで、同時期比5.5%と7.6%上昇。

9月16日から禁漁期が終わったので、漁船出港量が急増、水産物の取引量が前年同期より著しく上がった。冷凍品と干物の取引も盛んに行い、活魚ガザミの取引も前年同期より大幅に増加した。当月水産物月別価格指数は139.12で、前月より7.57低下。下記の市場動態が原因と考えられる。

1.今年の9月になってから、東シナ海漁場では禁漁期が終わり、生産が回復した上、天候もよかった。市場では漁船の埠頭取引のピーク期を迎え、成約量が持続的に上昇した。生鮮水産物の取引量は毎日800トン前後で、特に9月25日~27日の期間に、埠頭の生鮮海産物の取引量は7400トンに達し、タチウオが主な商品となった。

2.9月には活魚ガザミの取引量は多量の勢いを続け、生産、成約とも繁栄した。埠頭ではガザミ計24000トンに達し、前年同時期比159.2%増加した。中秋節、建国記念日の影響で、ガザミの価格は前月と比べ、少々上がった。埠頭のガザミ(等級分けず)はRMB10~15元の価格で、250g以上の上等ガザミはRMB25~35元前後である。

3.今年の9月に、冷蔵水産物の取引価格は前年同時期と比べて、増幅が大きくなかった。タチウオ等の主要魚類は漁獲量が増え、価格は低いレベルにある。最上級のタチウオはRMB40元/㎏前後である。マナガツオ、イカの漁獲量が減少したので、価格はまだ高位にあり、個体250~400gのマナガツオはRMB160元/㎏前後である。キグチなどの主要品種の取引情況もよかった。

4.10月の水産物取引量は更に上昇する見込みである。もし漁撈条件が良好であれば、取引量は年間のピークに達する可能性もある。価格面では、9月とほぼ同じ水準を維持すると予想している。