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2014年8月水産物取引指数変動公表
2014-09-16

舟山国際水産城は2014年8月に水産物の取引量が82290トン、取引額が122350万RMBで、前年同時期比15.63%と11.90%上昇。同水産城は当月水産物月別価格指数は139.2で、前月より17.50低下。禁漁期の終結によって、活魚類の取引価格は低位になっている。下記の市場動態が原因と考えられる。

 

1.8月になって、7月にまだ解禁されずの大中型まき網、小型底びき網、刺し網、籠など多くの漁法が解禁され、漁船は続々と出港、作業を開始したので、今月の取引量は前月より大幅に上昇。また、小さいタチウオ、スルメイカ、アオウオが主になった7月と比べて、今月の市場にタチウオ、マナガツオ、キグチなども主要な品種として発売開始、新鮮な海産物の取引は次第に多忙になっている。

2、当月の水産物価格は7月に比べて大幅に下がり、低位にある。特に埠頭のガザミ取引価格は顕著に低下、等級分けずのガザミは約RMB16~20元/kg、200g以上の雄ガザミは約RMB40~60元/kgの価格で民衆に好まれている。そのため、今月はエビ、カニ類の海産物の取引量は大幅に上昇した。生鮮海産物の価格は前年同時期とほぼ同じ、市場供給が十分で、主要魚類の取引情況が良好。

3、当月の埠頭ではカニ類産量は計21498トン、出荷漁船数は1383艘。ガザミの成約価格がむやみに低下したので、一部の漁船は作業を辞めている。また、調査によって、約1/3の大型漁船はまだカニの漁獲を考えていないようである。

9月に東シナ海漁場の全面解禁によって、漁業生産も全面的に回復、生鮮海産物の産量、品種が増加すると予想できる。以前の慣例を参照すれば、産量の上昇に従って、次月の取引価格は多少下がるが、主要魚類(大、中個体のマナガツオ、キグチ、ホンニベなど)の取引価格は安定的であろう。その他、中秋、建国記念日などの伝統節句の影響で、市場の海産物価格も多少変化する見込みである。