特徴: | ホンニベはラテン名: Nibea mitsukurii、俗称:鮸、ニベ。体はやや長く、わずかに側扁する。 背鰭軟条部には、基底より1/2~1/3の上部まで小鱗が密生する。 鰾の両側に向かって樹枝状の側枝が約3、4対派生している。 下顎縫合部付近に2対(4個)の極めて微小な孔がある。 臀鰭第2棘は細くて小さく、眼径よりわずかに長い。 上顎歯は数列で、外側1列歯は内側の歯に比べ、強大で犬歯状。下顎歯は2列で、前方の数本の歯は外側、それより後方の歯は内側が大きい。 体色は灰黒色で背面が濃く、腹部にゆくに従い淡くなる。また、口腔と腹膜は灰または灰黒色である。幅広く調理できる白身魚でもあるが、特に鰾が美味しくて好まれる。 |